心理セラピーとの出会い
ハコミセラピー
精神保健福祉相談員の仕事は心理学と隣接している領域でもあり、カウンセリングに興味があった私は自分の抱えた問題に関して、ある時にカウンセリングを受けてみることにしました。その時のカウンセラーにハコミセラピーという心理セラピーがあることを教えてもらい、ワークショップに参加するようになったのが本格的な心理セラピーとの出会いでした。
ハコミセラピーは日本ではあまり知られていませんが、静かではあるけどパワフルなセラピーです。ワークショップに参加した当初は自己啓発のためでしたが、途中からセラピストを目指そうという気になり深く学ぶようになりました。
体験的な学びを重ねる中で、自分で自分を縛っていた部分が緩まり、自分のいろいろな部分を認められるようになりました。精神的な自由度が高まった感じです。
トラウマセラピー
一方、仕事の中ではトラウマに関係する生きづらさを抱えている方と出会うことが多く、トラウマへのアプローチについて興味を持ちました。ポリヴェーガル理論や構造的解離について学ぶことで、その方々の抱えている生きづらさをより深く理解することができるようになりました。
心理セラピーについての私の考え
心理セラピーには様々なものがあって、日本では認知行動療法というものが主流のようです。うつ病の治療法としてメディアでも解説されていることも多いので、耳にされたことのある方も多いのではないでしょうか。どの心理セラピーもその人の生きづらさや悩みを心理的な視点から解決していこうというもので、目指しているところは同じですがルートが違うのだと思っています。
私にはゆっくりとその人に寄り添いながら、その人と共に進めていく、そういうものが合っていると感じます。
※ハコミセラピーの詳細は日本ハコミ研究所の公式サイトを参照下さい。https://www.hakomijapan.info